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これもルキノ・ヴィスコンティ監督とアラン・ドロン主演の映画なのですが、ドロンは「太陽がいっぱい」のあとです。 「太陽がいっぱい」の彼とはまるで違う地味で優しくて、ちょっと線の細い感じがするのですが、聖人君子のような性格の青年を演じています。ちょっと不良っぽい感じのあるドロンが、それをとてもいい感じで演じていました。 ちょっと調べてみたら、お兄さんが愛人を愛した弟に嫉妬して、弟の前でレイプし、でも弟は兄が彼女を愛しているから別れよう〜と彼女に言い、彼女は傷付き身を落としていく〜とか書いてあって、そういうのって苦手だな〜と思ったのですが、評判もいいようで・・・・オススメいただいたし・・・と、そんなことで観たのですが、観て良かったです〜! 冒頭のシーンから引き込まれました。モノクロなのですが、映像が美しいんです。 なんてステキなんだろうと思いました。 そして5人のステキな兄弟も〜(^^ゞ。。。一番下の子は子供なのですが、この子も可愛いんです。 ま、それはおいといて、 展開がテンポ良く進みます。ダレる暇もなく進むのですが、登場人物すべて感情移入が出来、ず〜っと引き込まれたままラストまでいきました。 愛する女性をレイプされ、兄のために身を引き、好きではないボクサーをその兄の借金のために引き受けたロッコが可哀想で、チャンピオンになって、でも彼だけが故郷に帰りたいと思うのですが、状況は許されず。。。。そして愛する彼女が殺され。。。。どこまでも可哀想なのですが、芯があり、自分の信念を貫く彼は見ていて気持ちがいいくらいで。。。。。 そのお陰で次男のシモーネのどうしようもない行動が許せ、自分の中にある感情を重ねることが出来、彼もまた可哀想に思え、長男のヴィンチェンツォがしっかりしてないのが腹立たしかったのも理解出来、そんな風に思えたことに自分で驚いてもいます。 邦題は『若者のすべて』ですが、原題は『Rocco e i suoi fratelli』<ロッコとその兄弟たち>という意味だそうです。 なるほど〜と思います。 ジャケットの説明ですと上映時間177分となっていました。3時間近くの作品ですが、中だるみもせず、<いいな〜>と思いながら観れた作品です。 検索して調べたら<上映時間 168分>となっていたので、それはカットされていたということなのでしょうか。 封切りされたときは、レイプシーンや殺人シーンがカットされていたという話もありましたが。。。。 ドロンというのは<二枚目>で売った(売れた)スターだと思っていたのですが、作品に恵まれ、演技が上手いのかどうかまではわかりませんが、俳優として魅力のある人だったんだな〜と思います。 長男のお嫁さんにクラウディア・カルディナーレが出ていて、シモーネの友達役にニーノ・カステルヌォーボが出ていました。出演者の名前が流れるときに彼の名前を見つけたのですが、どこに出ているのかと思ったら、レイプシーンで彼女を助けようとするロッコを止めていました^_^;。あらら・・・こんなところに〜と思った私です(^^ゞ。 「シェルブールの雨傘」ではステキだったのに・・・また観てみようかな(^^ゞ。 あ、アニー・ジラルド、初めて彼女の出演作品を観たのですが、いいですね。今までは雑誌の写真で知っていただけだったのですが、女優魂を感じさせる人だな〜と思いました。 で、彼女、この映画がきっかけで、シモーネ役のレナート・サルヴァトーリと結婚したそうで、<死別するまで一緒だった>と・・・ということは彼は亡くなったのですね。1981年まで出演作品があるのでその後ですね。 <女優らしい女優>の一人に思えた(私が勝手に(^^ゞ)アニー・ジラルドですが、結婚生活は地道に送った人なのですね。 この映画、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞受賞しているそうです。 私、この映画、好きです。心に残る映画でした。 忘れていました^_^;、やはりニーノ・ロータの音楽がステキでした。 監督 ルキノ・ヴィスコンティ 製作 ゴッフリード・ロンバルド 脚本 ルキノ・ヴィスコンティパスクァーレ・フェスタ・カンパニーレスーゾ・チェッキ・ダミーコマッシモ・フランチオーザエンリコ・メディオーリ 音楽 ニーノ・ロータ 撮影 ジュゼッペ・ロトゥンノ 編集 マリオ・セランドレイ 公開 1960年9月6日 1960年12月27日 上映時間 168分 製作国 イタリア・フランス 言語 イタリア語 キャスト アラン・ドロン:ロッコ・パロンディ レナート・サルヴァトーリ:シモーネ・パロンディ アニー・ジラルド:ナディア カティーナ・パクシヌー:ロザリア・ロンバルディ クラウディア・カルディナーレ:ジネッタ パオロ・ストッパ:チェッキ ジュジー・ドゥレール:ルイーザ ストーリ 未亡人のパロンディとその4人の息子たちが、イタリア南部のバジリカータ州から長男ヴィンチェンツォの住むミラノへやってきた。しかし駅には長男の姿はなく、長男は婚約祝いのパーティ中だった。一家はそこへ乗り込んで大喧嘩を繰り広げ、パーティをぶち壊してしまう。 ヴィンチェンツォはプロボクサーを目指していたことがあり、次男シモーネは彼についてジムへ行き、才能を認められる。しかし、娼婦のナディアと堕落した生活を送る。 三男のロッコはクリーニング店で働いていたが、シモーネがナディアにプレゼントするために店のブローチを盗み、クビになってしまう。ロッコは徴兵のために街を去る。 1年2ヵ月後、ロッコが帰ってきた。ロッコはナディアと出会い、2人は恋に落ちる。 ボクシングマネージャーのチェッキはロッコの才能を見抜き、スカウトした。嫉妬したシモーネは、仲間を連れて2人を襲い、ロッコの見ている前でナディアを強姦した。ロッコはシモーネのためにナディアをから身を引き、ボクサーとして活躍したが。。。。シモーネは。。。。 ・・・彼女は殺されるとき、何故手を広げて彼を受け入れようとしたのか理解出来ないでいます。。。。。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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tosileoさんの解説を読んでいると、うん十年振りに観たくなって来ました。 |
オンリー・ザ・ロンリー 2008/12/11 13:25 |
オンリー・ザ・ロンリーさん、オススメ有難うございました。おかげでステキな映画を観ることが出来ました(~o~)。 |
tosileo 2008/12/11 14:09 |
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